イラン新年のピンクモスクは大混雑だった件など

ベトナム生活を終了し、夫婦で世界旅行中です。

ネパール、中央アジア、コーカサス地方を経て、イランへ到達しました。

イランでのホテル探し

イランではブッキングドットコムやアゴダはサービス提供していないため、安宿探しは少し面倒です。

一応、1stquestでホテルの予約は可能ですが、ここに登録されていない宿も多数存在します。

そこで私は、グーグルマップと地球の歩き方イラン(2017年版)で安宿の集まるエリアを特定して、予約せず飛び込みで宿を探しました。

地球の歩き方に載っている宿に行けばいいのでは?
と思うかもしれませんが、この地球の歩き方はもう7年前のデータなので、ざっくりとしか使えません。

ただ、安宿エリアなどはそう変わるものではないので、そういった情報を得られるという点で役立ちます。

シーラーズの安宿

地下鉄のZandiye駅周辺に安宿が何軒かあります。

そのうちの一つであるToos Guesthouseに宿泊しました。

Iran

1泊400万レアル(1,150円)で、トイレ・シャワー付き、屋上に物干しスペースも有り便利なのでオススメです。

シーラーズで両替

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両替屋もZandiye駅周辺に集まっていて、この辺りを歩いていると「チェンジマネー」としょっちゅう声を掛けられます。

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両替屋は店舗型、路上ブース型、立ちん坊型の3種類あります。

レートは結構違うので、複数の両替屋を回って比較しましょう。

比較だけでなく交渉も必要です。

このサイトでイランレアルの実勢レートを確認できるので、これを参考にします。

しかしこのレートどおりに両替できることはまずないです。

サイト上で1米ドル=50万レアルだとしたら、48万とか47万あたりになります。

なお、私が2018年に来たときは店舗型しか有りませんでした。

ここ数年の不況により失業した人が、店舗なしの闇両替を始めたケースが多いのかもしれません。

闇両替は現金を持って街へ出ればその瞬間から始められる、世界で最も簡単な起業方法です。

シーラーズはチキンが旨い

両替が終わってZandiye駅周辺を散策していると、チキン屋が何軒か目に付きました。

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値段を聞いてみると55万リアル(160円)と安いので注文してみました。

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これはジューシーで美味しかったです。

結局、シーラーズでは3日連続でチキンを食べました。

ピンクモスク

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ピンクモスクは正式名称をNasir al-Mulk Mosqueと言い、イラン屈指の映えスポットとして知られています。

入場料は100万リアル(290円)です。

平日の早朝などは人が少なく、このような↓写真を撮れます(2018年に私がイラン1人旅した際に撮影)
Siraz, Iran

しかし今回は運悪くノールーズ(新年)にぶつかってしまい、イラン人観光客でごった返していました。

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とはいえ順番待ちして撮影し、なおかつトリミングすることで一応満足いく仕上がりになりました。

土産物屋もあり、クオリティの高い製品を売っています。

Iran

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ただ、イスファハンで同じようなモノを売っているはずなのでここでは買いませんでした。

シャー・チェラーグ廟

ピンクモスクを出たあと、バカでかいサンドイッチを食べ(2個で190円)、
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ぶらぶら歩いていたら良さげなモスクがあったので行ってみました。

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ここは入場に厳しい検査があり、入ってからも強制的にガイドが付きます。

怪しいガイドではなく、観光省だかなんだかの割と地位が高そうな人が担当します。

英語で説明してくれますが、決められたルートを行くだけで自由に動けません。

自由を求めるエレン・イェーガータイプの妻は

自由に見学できないのウゼえ
と終始不満顔でした。

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最後にわかりましたが、2022年10月にここでISIL(イスラム国)によるテロが発生し、13人が死亡したそうです。

そういった事情もあって外国人は自由に見回れないようにしているのかもしれません。

シーラーズのレストラン

夜はシーラーズで1番人気っぽいレストランに行きました。

Kateh Mas Restaurant
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ラマダンのせいか夜8時オープンでしたが、すぐに満席になっていました。

チキン
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フィッシュライス
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合計450万リアル(1,290円)でした。

地下ですが、生演奏付きの店内は雰囲気が良く、オススメです。

ノールーズの買い物

イランではノールーズ(新年)に新しい服を買う風習があるそうです。

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見たところ、中国製の安価な製品がメインのようでした。

私たちが見た限りではイランの人々はあまり質が良い服は着てない感じでした。

次回は「中東の3P」の一角を担うペルセポリスへ行きます。

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自己紹介宮内健吾Ⓐ、29歳の時に資産たったの1500万円でセミリタイア。

少々の労働収入と投資収入でベトナム生活を満喫していたところ、コロナ禍で仕事を失い暗転。

詳しくはプロフィールをお読みください。