ベトナムの銀行で口座解約も出金も断られた顛末
内妻の母が「テトは二人でベトナムに来い」としつこく言うので、2年ぶりにベトナムに滞在しています。
せっかくの機会なので、長らく放置していたベトナムの銀行口座の解約をするため支店へ行った結果、思わぬ展開となりました。
閉鎖も出金もできない
銀行口座はVP BANKです。
かつてtimoからVP BANKへ強制移動させられたのをそのまま使っていました。
ところが、いつのまにか振込もできず、キャッシュカードによる出金も不可能、おまけにネットバンクにもログインできないという状態になっていました。
ここ数年、ベトナムの銀行は非居住者への利用制限を厳しくする傾向にあるため、私の口座も半凍結状態にされてしまったようです。
そんなわけで、口座解約のために最寄りの支店に行ってみました。
テト開け初日ということもあってか、順番待ちに1時間ほどかかりました。




と言って上司らしき人物へ聞きに行きました。
5分ほどして戻ってきて曰く




では預金全額出金してください。

6ヶ月以上のビザが必要です。

まさかの口座解約も出金もできないという結果でした。
ベトナムの銀行口座、閉鎖するために窓口に行ったら
「6ヶ月以上のビザがないと出金も閉鎖もできない」
と言われて詰んだ😇— 宮内健吾Ⓐセミリタイア12年目 (@MiyauchiKengoA) February 3, 2025
再挑戦
後日、別の支店で再度挑戦してみました。
というのも、ベトナムでは支店や担当者によって全く対応が違うということが珍しくないからです。
ルールに基づかず属人的に対応が変わるというのは日本人の感覚ではあり得ないことですが、ベトナムでは現実にそういった現象はよく聞きますし、自分でも経験してきました。
特に外国人客の対応の場合、「めんどくさいから適当にあしらう」「レギュレーションがよくわからないのでとりあえず断る」ということが普通に起きます。
そのため、再挑戦では全て通訳(内妻)にやりとりしてもらいました。これにより、

と思わせることを防げます。
結論から述べるとその対策が功を奏したか、2店舗目では無事に口座解約できました。
今回もやはり

と聞かれましたが、日本人は45日間ノービザで滞在できることをベトナム政府の公式サイトを見せて説明しました。
また、今回の担当者はメッセンジャーでどこかに問い合わせしていました。その結果、「ビザがなくても問題なし」と回答があったようです。
手続き開始から15分ほどで口座解約完了し、預金411万ドン(約25,000円)を回収しました。
まとめ
ベトナムではルール通りに対応してくれないことはしょっちゅうあるので、1回ダメでも諦めずに店舗や担当者を変えて再度挑戦しましょう。
ただ、今回は解約及び資金回収できたものの、将来ベトナム株投資やベトナムマンション投資を手仕舞いした際にすんなり資金を引き上げられるだろうかと、少々不安になってきました。
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