【2019年9月更新】ベトナムビザ:未だに勘違いしている人が多い30日以内再入国禁止ルール

2019年10月4日

ベトナムビザなし滞在での「30日ルール」

ベトナムノービザ滞在に関する通称「30日ルール」ですが、これについて間違った認識が定着しています。

まず、正しい説明は、

査証免除によりベトナムに入国した場合,その出国から30日以上経過していないと査証免除による入国が認められない」
です。

つまり30日ルールはノービザで入国した場合にだけ適用されるものであり、ビザ有りで入国した場合には適用されません。ここを間違って理解してしまっている人が大半です。

以下、間違っている例を3つ紹介します。

以下の条件を満たさない場合はビザの所持が必要となります。
(中略)
前回のベトナム出国日から30日以上の期間が経過していること。
ベトナム入国後、他国へ渡航し、再度29日以内にベトナムへ入国する場合は、再入国に際し、ビザの所持が必要となります。
【JAPAN AIRLINE 「ベトナム渡航時のビザ取得条件変更について」より引用】

天下のJALが「査証免除により」の要素を抜かしてしまっています。

ベトナム(長期)→近隣諸国→ベトナム=マルチビザが必要

長期に渡る旅あの行程で、ベトナムを拠点に近隣諸国を訪れ再入国し、ベトナムから日本へ帰国する方はマルチビザが必要です。
【地球の歩き方特派員ブログ「ベトナム観光ビザ情報」より引用】

「マルチビザが必要です」と断言しちゃってますが、シングルビザで問題ありません。
このケースでは1回目の入国がビザありなので、30日ルールは適用されません。

この再入国にビザが必要になる問題の解決策としては、

事前に日本のベトナム大使館、又は手配代行会社を通してシングルビザ(査証)を取得する事。

※その際、1度目の入国の際、ビザにハンコを押されないようにご注意くださいませ。
【TNKトラベルJAPANホーチミン支店ブログ「ベトナムへの再入国・空港でのアライバルビザ取得に関して【最新情報!】」より引用】

1度目の入国でビザを使っても問題ありません。
もちろん2度目の入国までビザを温存してもいいですが。
要するに、短期間で2回ベトナムに入国する場合、1回目か2回目のどちらかがビザ有り入国なら良いのです。

これに関しては法律施行後初期の段階で出入国管理局から説明があったようです。

本規定の背景として,査証免除を利用して,ベトナムに15日間滞在後,陸路により隣国へ出国し,とんぼ返りでベトナムに査証免除により入国することを繰り返し,事実上長期滞在するという事例が少なからず発生したため,このような行為を防止するため前回出国から30日以上経過していることを条件として追加したものであるとの説明がありました。ただし,前回の出国が査証免除による入国でなくビザを取得した上での入国であった場合は30日経過してなくても査証免除による入国が可能であること,また,柔軟な運用として,問題のないケースと認められる場合は,前回の査証免除による入国後の出国から30日を経過していなくても,査証免除ではないものの空港到着時にビザを取得できるようにすることで入国拒否とならないよう配慮しているとの説明がありました。
【在ベトナム日本国大使館「ベトナム出入国管理法に関する説明会の開催(概要)」より引用】

実際に私は「ビザ有りベトナム入国&出国からの30日以内にノービザ再入国」を何度もやっています。

JALや地球の歩き方でさえ間違った説明をしているあたりに、正しい情報を収集することの難しさを感じます。

カンボジア国境で小トラブル

2019年9月にカンボジアのバベットからベトナムへ戻る際に、カンボジア側のイミグレで一悶着ありました。

「前回のベトナム訪問がビザ有りなら30日ルールは適用されない」ということをカンボジアの出国審査官が知らず、なかなか出国スタンプを押してくれなかったのです。

結局、「ベトナムで入国拒否されたら、カンボジアに戻ってきて罰金20米ドル払う」という約束をして出国スタンプを押してもらいました。

もちろんベトナム側では問題なくノービザ入国できました。

こういったことも起こるので、説明できるように心の準備をしておきましょう。

私は面食らってあたふたしてしまいました。



自己紹介

20代で死ぬほど働いて1500万円貯めてセミリタイア。

現在は少々の労働収入と投資収入でベトナムを拠点に生活しています。

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