メシはイマイチで道路は汚いけどルクソールをオススメする理由
2023年、夫婦で102日間13カ国27都市をバックパッカー旅行しました。
「遺跡」、「料理」、「過ごしやすさ」、「物価」、「総合」の各部門で印象に残った国・都市を紹介します。
素晴らしい遺跡
今回の旅で記憶に深く刻まれた遺跡はカルナック神殿とレギスタン広場です。
エジプト・ルクソールのカルナック神殿
カルナック神殿はルクソールにある神殿で、1979年に世界遺産に登録されました。
この遺跡最大の見どころは134本の石柱が並ぶ大列柱室です。
在りし日にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。
現在ではインスタ映えスポットとしても人気になっているようで、ドレスアップして訪れている女性も多くみられました。
エジプト考古学者の河江肖剰氏の解説動画を見ると、理解が深まってより楽しめます。
市街地から徒歩で20分ほどというアクセスしやすさも魅力です。
エジプト旅行で日数が限られている人はカルナック神殿、ピラミッド、カイロ考古学博物館の3つだけ行けばエジプトの遺跡分野は95%堪能できます。
エジプト南端にあるアブシンベル神殿も良いですが、最寄りの町アスワンまでがカイロから遥か遠いうえ、アスワンからも往復半日がかりなのでタイパ的にはイマイチです。
ウズベキスタン・サマルカンドのレギスタン広場
サマルカンドのレギスタン広場も印象的でした。
詳しくはコチラ→サマルカンドでレギスタン広場に感動した件
料理が美味しい国
正直言って料理は日本が圧倒的ナンバーワンであり、この分野で特筆する国はありません。
強いて言うならイランの肉料理は比較的美味しかったです。
しかしながら、「この国は何食っても旨い」みたいな国はありませんでした。
事前情報ではジョージア料理が旨いと聞いていましたが、行ってみるとしょっぱさ全開でつらかったです。
関連記事→ジョージア・トビリシに滞在したが思ってたのと違った件
過ごしやすい都市
気候や環境の観点から過ごしやすかったのは北マケドニア・オフリドとネパール・ポカラです。
北マケドニア・オフリド
オフリドは首都スコピエから車で3時間ほどのところに位置する田舎町です。
ホラー映画で「平和な町が一転…」みたいな設定の舞台になりそうなぐらいに平和な雰囲気があります。
ネパール・ポカラ
ポカラは首都カトマンズから西方200キロに位置します。
排気ガスと喧騒の町カトマンズと打って変わって自然に囲まれた景勝地です。
物価が安い国
物価が安かったのはネパール、イラン、エジプトです。
ホーチミン市からネパールカトマンズに来た感想
・ベトナムより物価安い。
ツーリストエリアで牛肉焼きそば120円、餃子240円、マサラティー65円など。・部屋が寒すぎる。
ろくな暖房がないので床冷えで死ぬレベル。シャワーもぬるい。外出時はひんやりして逆に気持ちいい。 pic.twitter.com/LFms7cKVuW— 宮内健吾Ⓐセミリタイア10年目 (@MiyauchiKengoA) February 17, 2023
イラン・シーラーズ物価
異常に安い。
「日本の半分」とかじゃなく物によっては「ベトナムの半分」。✅食費
・チキンとナン 105円
・ポテチ 1袋14円
・アイス 14円
・水1.5L 14円
✅地下鉄
1回6円
✅宿泊
ゲストハウス ツイン約8.3ドル pic.twitter.com/uBUFi8YmTg— 宮内健吾Ⓐセミリタイア10年目 (@MiyauchiKengoA) March 27, 2023
多くの国がインフレ&円安で貧乏バックパッカーにはつらい時代ですが、これらの国ではまだまだ貧乏旅行が可能です。
総合的に良かった街
全ての要素をひっくるめて好印象だった街はイスファハン(イラン)、ルクソール(エジプト)オフリド(北マケドニア)です。
イラン・イスファハン
イスファハンは程よく都会でオシャレ感がありつつも物価が安い点が好印象でした。
エジプト・ルクソール
ルクソールは住環境としては、家畜のフンが街中に落ちていて清潔感はないし食べ物もさほど良くもないです。
しかし上述したカルナック神殿がマイナス点を全て打ち消すほどの見ごたえでした。
カルナック神殿はすごい、ということで本項を締めくくります。
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