2月下旬、航空券が安かったのでサパ旅行してきました
新型コロナウイルス(Covid-19)の影響でVietjet(ベトジェット)のフライトが安くなっていたので、ホーチミンからハノイに飛行機で飛び、バスでサパまで行ってきました。
私にとってサパはベトナムで一番好きな場所であり、訪問するのは6年ぶり4回目です。
新型コロナで航空券が安い
ベトナムでも新型コロナウイルスの影響で旅行を控える人が多く、航空会社は値引きキャンペーンを実施しています。
ベトジェットではホーチミン-ハノイ間フライトが諸費用込みで往復6,370円(133.78万ドン)になっていました。
これを逃す手はないということで、友人を誘ってサパに行ってきました。
ハノイからサパはサパエクスプレスを利用
ハノイからサパへは、サパエクスプレス(Sapa Express)の寝台バスを利用しました。
旅ブログで評価が高いので乗ってみましたが、清潔感はイマイチでした。
往復とも利用しましたが、どちらも前の人のゴミが残っていたし、毛布もろくにクリーニングしてないっぽいです。
この辺のクオリティはタイのVIPバスより数段落ちます。
ただ、「ネットで予約できて支払いは当日キャッシュでOK」というシステムは利便性が高いので利用価値はあります。
公式サイトはこちら▶Sapa Express
なお、運賃は片道12米ドル(275,000ドン)でした。
思ったより旅行者が多い
オフシーズンの平日だし新型コロナウイルス禍もあるしで、サパなんて行く人いないんじゃないかと思いましたが、バスはほぼ満席で、サパの町中でも欧米人やベトナム人旅行者が結構いました。
ベトナム人は若い人が多かったですが、これは新型コロナウイルス対策による休校で暇なのでサパへ旅行に来ているものと思われます。
とはいえ、サパでツアーガイドをやっている友人に聞いたところやはり普段よりは客が少ないそうで、彼女は一時的に主婦業に専念せざるをえなくなっているとのことです。
2月のサパはそこそこ寒い
サパを訪れたのは2月下旬で、最高気温は15度前後、最低気温は10度以下でした。
耐えられないほどではないが普通に寒いという感じです。
ヒートテックや冬用ジャケットなどの防寒着は必須です。
サパの棚田など
サパは綺麗な景色と少数民族、暑くない気候が特徴です。
私とカメラの能力不足で良い写真が撮れていませんが、バリ島あたりの完全に観光地化された棚田よりも、地元民の生活に溶け込んでいるサパの棚田のほうが私は好きです。
愛の滝(Love water fall)
サパの町から西へ15キロほどのところに愛の滝(Love water fall)があります。
なぜ愛の滝なのかは知りません。
入口から滝まで30分ぐらい歩くので結構きついです。
私も友人もトレッキング大嫌いなので、訪れたことを後悔しました。
おまけに雨が少ないシーズンなので滝の水量も少なく、見ごたえもイマイチでした。
入場料333円(70,000ドン)払って往復1時間歩く価値はありませんでした。
O Quy Hoはしょうもない
愛の滝から西へ1キロぐらいのところにO Quy Hoという景観ポイントがあります。
入場料380円(80,000ドン)払うと頂上の2035m地点まで登れます。
しかし、無料地点と頂上で見える景色は大して変わらないし、少数民族文化とは何の関係もない建造物が配置されているだけなので、わざわざ金を払って登る価値はありません。入口まで行って景色を眺めれば済みます。
▼ベトナムでは何故か水瓶観音が人気で、よく見かける。わざわざサパで拝む必要がない。
モン族の村にホームステイ
今回も14年前からの友人であるモン族の家に泊めてもらいました。
サパに来る時は毎回泊めさせてもらっています。
2006年に泊まった時は電気も水道も通っていなくて、夜は家の周りをホタルが飛び交い、子供たちは懐中電灯の灯りでトランプをして遊ぶという状況でしたが、今では電気・水道はもちろん携帯電波も届き、子供たちはスマホで遊ぶようになりました。
1泊したので夕食と朝食をいただきましたが、いずれもラードが効いておいしかったです。
サパは夏のほうがオススメ
サパ訪問はこれで4回目ですが、2月に来たのは初めてでした。
今回は航空券が安かったのでこの時期に来ましたが、やはり涼しさを満喫できる夏のほうがオススメです。
また、入場料を払って入るところは大したことなく、ツーリングの途中で見える景色などのほうが印象深いというのもサパの特徴です。
同行した友人もサパを気に入り、「1ヶ月ぐらいロングステイしたい」と言っていました。
土産やツアーの売り込みなどにウンザリする人も結構いるようですが、そういうツーリスティックな面だけでサパを嫌いになってしまうのは少しもったいないです。
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