我が家のコロナ騒動終結とベトナム薬局の闇
彼女が新型コロナ陽性(たぶんオミクロン)になり、一時はどうなることかと思いましたが結局は軽症のまま陰性になりました。
一方、私は抗原検査した限りではずっと陰性でした。
新型コロナ症状経緯
彼女の新型コロナ症状は以下のように推移しました。
✔ 0日目
・喋るのも難しいひどい咳
・発熱
・喉の痛み
・鼻水
✔ 1日目
・前日と同じ+背中筋肉痛
✔ 2日目
・前日と同じ(ただし発熱は無し)
✔ 3日目
・咳 → かなり減少
・筋肉痛 → 少し改善
・喉の痛み→ 無し
・鼻水 → 無し
✔ 4日目
・咳 → 時々
・筋肉痛 → ほとんど無し
✔ 5日目
・咳 → 時々
※以前の記事と違う部分がありますが、こちらが正しいです。
ということで、つらかったのは最初の数日で、4日目にはほぼ回復し5日目には抗原検査で陰性になりました。
味覚障害、臭覚障害、ブレインフォグは最初から無く、後遺症らしきものも今のところありません。
一度だけ
と言ったことがありましたが、ただ単に味が薄いだけでした。
私も陰性
私のほうも、最後の濃厚接触から6日経過して陰性なので、二次感染の可能性は低くなりました。
念のためあと数日引きこもります。
薬局で勧められる薬に注意
陽性が発覚してすぐに、彼女の友人に頼んで薬局でコロナ用の薬を買ってきてもらいました。
薬局にお任せした結果、買わされて持ってきたのは抗生物質(アモキシシリン・クラブラン酸)でした。
ごく一部の国でコロナに使用されているようですが、普通ウイルスに抗生物質は効果がないので、飲まないほうがよいでしょう。
ベトナム人は抗生物質を「よく効く薬」ぐらいに認識しており、安易に売られて安易に服用されています。
ベトナムの薬局は名義貸しが横行
ベトナムでも制度上は薬局開業に薬剤師免許が必要です。
しかし、薬剤師から名義を借りて開業する手口が横行しているようです。
Lao động 2020年11月3日の記事によると、薬剤師名義の貸し借り募集はFacebookで堂々と行われており、相場は1カ月300~500万ドン(15,789~26,316円)だそうです。
名義を借りて薬局をオープンし、実際には素人がテキトーに薬を販売するというわけです。
記事中では薬剤師のCさんが、
と証言しており、ベトナムで名義貸しが常態化していることが伺えます。
もちろんこれは違法ですが、それでも名義貸しが無くならないのは主に以下の理由があるようです。
・法律上、薬剤師が常駐する必要はなく、当局にチェックされたときだけ薬剤師を呼べば不正が発覚しない
・薬剤師資格を持つ人は、研究職などのより良い職を求めるので、副業として名義貸しをする
私の実体験でも、大手薬局で
と断られた薬が、個人経営の小さな薬局では買えてしまったことがあります。
と思いましたが、あの店も名義貸しで開業している薬局だったのかもしれません。
ベトナムで薬を買う際はPharmacityなどの大手ドラッグストアを利用するほうが良いでしょう。
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