アゼルバイジャンからジョージアへ陸路国境越え(シャキルート)

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ベトナム生活を終了し、夫婦で世界旅行中です。

ネパール、カザフスタン、ウズベキスタンを経てアゼルバイジャンへ入国しました。

アゼルバイジャンからジョージアへ陸路移動

コロナ前はバクーからトビリシへ直通電車が走っていましたが、残念ながらコロナ以降は休止中です(2023年3月時点)。

そこでシャキ(Şəki)経由でバスやタクシーを乗り継ぎトビリシを目指すことにしました。

参考にしたのは以下のツイートです。

バクーからシャキへ

アゼルバイジャンの首都バクーからシャキへは、電車はありませんがバスターミナルから毎日バスが出ています。

↓バクーのバスターミナル
Azerbaijan to Georgea

このバスターミナルは中国の寂れた商業施設のような雰囲気で、薄暗いビル内に誰が買うんだがわからないしょぼい生活雑貨などを売る店が並んでいます。

何階か忘れましたが、そこのフロア1つがバスターミナルになっています。

午前10時30分に着きましたが、切符売り場では

「次のバスは14時までない。ただしミニバスならすぐ出発する」

と言われたので、ミニバスに乗りました。

運賃は1人10.6マナト(850円)でした。

↓バクー〜シャキの車窓の風景。
Azerbaijan to Georgea

休憩は出発から1時間30分後に1回だけあり、シャキには4時間30分で到着しました。

シャキ

シャキはバクーから北西325キロに位置し、その歴史地区とハーンの宮殿は世界遺産に登録されています。

↓バクーとは別世界の田舎町です。
Azerbaijan to Georgea

Azerbaijan to Georgea

Azerbaijan to Georgea

数少ない見所であるハーン宮殿は閉まっていました。

シャキの安宿

シャキでは Shaki host house に泊まりました。

Azerbaijan to Georgea

バスルーム共同で1泊25マナト(2,000円)とそんなにコスパが良いわけでもない上に、急勾配の坂を登った先にあるためちょっと出かけるのもめちゃくちゃキツイので、体力がない人にはオススメしません。

宿のおばちゃんは非常に親切です。

なお、バスターミナルにはモーテルが併設されています。

Azerbaijan to Georgea

そちらも25マナト(2,000円)だったので泊まろうとしましたが、

「夫婦証明がないと泊まれない」

と断られました。

シャキからバラカンへ

バスターミナルからバラカン行きのミニバスが10:10と14:00の2便出ています。

Azerbaijan to Georgea

このミニバスは降りる時に運賃を払います。

運賃は、宿においてあった料金表では3.5マナトで、窓口で聞いたら4マナト、実際には5マナト(400円)でした。

他の乗客も5マナト払っていたので、ボラれているわけではなさそうです。

単純に運賃値上げが周知されていないのでしょう。

出発10分前でも座席がありましたが、ギリギリに来た人は席がなく立っていたので、なるべく早めに来て席を確保したほうが良いでしょう。

ちなみに道路はガタガタで、座っていても快適ではありませんでした。

2時間30分でバラカンに到着しました。

バラカンから国境へ

バラカンから国境へはタクシーしか交通手段がありません。

暇そうなタクシー運転手がたむろしているので、交渉します。

タクシーの交渉・選定は極めて重要です。

よく考えずにタクシーを決めてしまうと、人里離れた場所で

「追加料金を払え。さもなくばここで降ろす」

と脅されるという手口は世界各国で報告があります。

こういう場面では妻に人格判断を任せることにしています。

ベトナムにおいては善人と悪人の差が激しいため、

「見た目や物腰で人を判断する

というスキルが培われます。

そんなベトナムで育った妻が選定したタクシー運転手と交渉した結果、国境まで2人で5マナト(400円)になりました。

↓バラカンの街並
Azerbaijan to Georgea

↓国境付近ではトラックが渋滞していました。
Azerbaijan to Georgea

恐喝されるなどのトラブルなく国境に到着しました。

国境を越えてジョージアへ

国境では出国スタンプを貰い、歩いてジョージアへ行くだけです。

↓アゼルバイジャン〜ジョージア間の通路。
Azerbaijan to Georgea

この通路が結構長くてダルいです。

ジョージア入国

ジョージア入国もスムーズでした。

入国してすぐのエリアにATMがあるので、ここでキャッシングできます。

国境からラゴデヒへ

国境の最寄りの町、ラゴデヒまではタクシーで行きます。

言い値10ラリのところを交渉して8ラリ(420円)になりましたが、粘れば5ラリぐらいまで下がった気がします。

ラゴデヒからトビリシへ

↓タクシーで着いたのがこのバス停でした。
Azerbaijan to Georgea

ここからトビリシ行きのミニバスが出ています。

この時点で14時でしたが、次のバスは14時50分発、運賃15ラリ(795円)でした。

Azerbaijan to Georgea

Azerbaijan to Georgea

乗客は私たちを含めて5人だけでした。

↓羊の群れに遭遇。
Azerbaijan to Georgea

↓17時30分ごろトビリシ到着。
Georgia

↓このあたりに到着します。

すぐ近くに両替所があり、マナトからラリに交換できます。

また、徒歩5分ぐらいのところに通信会社のMagtiがあり、SIMを買うこともできます。

ただし、きっちり18時に閉店するため、のんきしていると買えなくなるので、SIMが必要な場合は早めに行動しましょう。

バクーからトビリシ陸路移動まとめ

ルート 運賃 所要時間
バクー→シャキ 10.6₼ 4h30m
シャキ→バラカン 5₼ 2h30m
バラカン→国境 5₼ 15m
国境→ラゴデヒ 8₾ 5m
ラゴデヒ→トビリシ 15₾ 2h40m
合計 2,850円

このルートは程よく苦労して旅してる感を得られるのでオススメです。

サイゴンからプノンペンへバイクで行った時よりは楽でした→ベトナムからカンボジアへバイクで国境越えしてみた

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自己紹介宮内健吾Ⓐ、29歳の時に資産たったの1500万円でセミリタイア。

少々の労働収入と投資収入でベトナム生活を満喫していたところ、コロナ禍で仕事を失い暗転。

詳しくはプロフィールをお読みください。