領事館のおかげでアストラゼネカを接種できる模様

2021年8月14日

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ベトナムでワクチン接種

在ホーチミン日本国総領事館がホーチミン市人民委員会等へ働きかけた結果、在留日本人を対象にアストラゼネカワクチンが提供されることになったそうです。

領事館からのメール

以下、8月13日16:13に在ホーチミン日本国総領事館より届いたメールです。

在留邦人の皆さま

このメールは、在ベトナム日本国大使館及び在ホーチミン日本国総領事館が7月20日付で実施したワクチン接種希望人数調査でワクチン接種を希望すると回答されたホーチミン市在住又は在勤の方々に送付しております。

1.ホーチミン市在住又は在勤の在留邦人の方々へのワクチン接種

これまで、当館とホーチミン市人民委員会等の調整を行ってきましたが、今般、ホーチミン市人民委員会より、在ホーチミン日本国総領事館に対して、ホーチミン市に在住されている日本人を対象に、市内の175軍医病院において新型コロナ・ワクチン接種の機会を提供する旨連絡がありました。使用されるワクチンはアストラゼネカが予定されます。

近々、ワクチン接種登録案内に関するメールをお送りする予定です。同メール内のリンク先からワクチン接種の事前登録をお願い致します。

これに先立ちオンラインでワクチン接種希望人数調査が行われており、私も希望者として登録しておいたため、今回メール連絡が来たという次第です。

シノファーム騒動

ホーチミン市で一般に提供されているワクチンは当初アストラゼネカが殆どでしたが、在庫切れにより現在一時的にシノファームが多数になっています。

しかし追加のアストラゼネカも到着しています。

その結果、シノファーム接種拒否が続出しているそうです。

▲「ワクチンがあるだけでもいいじゃないか」という人(病院関係者?)に対して、中年男性が「もし(感染して)死んだらお前責任とれるのか!」と怒鳴っています。

これはベトナム人の中国製嫌いを考えれば容易に想定できた事態です。

なぜホーチミン市がシノファーム製ワクチンを500万回分も購入してしまったのかよくわかりません。

シノファーム接種の問題点

私としては有効性より問題なのはシノファームは日本やEUで承認されていないということです。

例えばフランスではワクチン接種者の入国規制を緩和していますが、対象ワクチンはファイザー・モデルナ・アストラゼネカ・ジョンソン&ジョンソンだけです。

シノファームは何度接種しても水と同じ扱いです。

今後このような措置をとる国は少なくないでしょう。

こういった観点から、中国製ワクチンは避けたほうが無難です。

関係各者に感謝

アストラゼネカを接種できることになりテンションが上がって日本の友人に知らせたところ、

「70%」か

※アストラゼネカの感染防止効果が70%とされることを揶揄した発言。

と揶揄され「アストラゼネカ」に対する日本国内との温度差を感じました。

日本在住者からすると「外れワクチン」扱いかもしれませんが、ベトナムにおいて異邦人である私にはアストラゼネカでも非常に有難いです。

在留日本人へのワクチン提供を実現した日本大使館・領事館及びホーチミン市当局の皆様には感謝の念に堪えません。

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少々の労働収入と投資収入でベトナム生活を満喫していたところ、コロナ禍で仕事を失い暗転。

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