ホーチミン市ロックダウン1ヶ月延長で絶望
ホーチミン市のコロナ感染状況は収束には程遠く、社会的隔離措置が1ヶ月延長されてしまいました。
ホーチミン市の状況
ステイホームからバックホームへ
ロックダウンにより仕事を失い故郷へ帰ろうとする人が市境に殺到しています。
【ほな、どないしたらええねん!?】
ホーチミン市に住む出稼ぎ労働者は、失業し収入がないので滞在費用が捻出できず田舎に帰ってコロナ渦を過ごそうしたが政府指示16号により県境で公安に押し返される。https://t.co/bip2jgj6hA#ベトナム #ホーチミン #コロナ #COVID19— Mắm Tôm 🇯🇵 (@hotline_sg) August 15, 2021
今までは2週間刻みで延長していましたが、今回は一気に1ヶ月延長ということで見切りをつけた市民が多数いたようです。
日本人も帰国を選択する人が増えているようで、私の数少ない知り合いも何人かベトナムを発っています。
買い物も自由にできず、医療の逼迫度も日本と比較にならないぐらい酷いという状況では当然の判断と言えるでしょう。
もはやホーチミン市は「ステイホームを工夫して楽しむ」とかいう段階を超えつつあります。
野菜が高い
厳しい移動制限が課されているため輸送コストが高騰し、それが価格に転嫁され食品価格が上昇しています。
マンション内のミニマートで玉ねぎを買ったところ、1個当たり50円(10,500ドン)でした。
ロックダウン前の2倍ぐらいになっています。
日本より高いのではないでしょうか。
ベトナム株は上昇
ベトナムの株式指標であるVN-Indexは上昇しています。
社会的隔離開始から先週末までで+2.77%です。
この状況で上がる理由は不明です。
所感
ロックダウン緩和までもう少しの辛抱かと思いきやまだ続くようです。
そろそろ流通と生産ぐらいは正常化して欲しいなあというのが正直な気持ちです。
流通規制はモノ不足になり物価を上げ生活の質を下げます。
生産活動への制約は生産性を低下させ経済へダメージを与え、失業者の増加による治安の悪化を招きます。
ちなみにベトナム縫製協会によると、南部の縫製・繊維メーカーの97%が生産を一時停止しているそうです。
縫製業界の新規受注が低迷、新型コロナ第4波で生産活動に影響[経済] – VIETJOベトナムニュース https://t.co/FCkenHhFix
— 最新🇻🇳ベトナムニュース&情報 (@VietNewsJP) July 28, 2021
厳しいロックダウンがいつ終わるのかわかりませんが、もうしばらく耐えてみます。
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