PM2.5対応マスクAQblue Motoを買ってみた
ハノイほどではありませんがホーチミンも大気汚染がそこそこ酷いので、PM2.5対応マスクを買ってみました。
ホーチミンの大気汚染
▼ここ1ヶ月間のホーチミン(米国領事館)の大気汚染指数(AQI)です。
・黄色= 51~100、「普通」
・オレンジ色=101~150、「敏感な人の健康に良くない」
・赤=151~200、「健康に良くない」
ご覧の通りここ1ヶ月で50未満の日はなく、51~100の日が半分以上を占めました。
51~100では「窓を閉めて、屋外の汚れた空気を避けましょう」と推奨されますが、その基準を守っていたら開かずの窓になってしまうので100未満なら窓を開けてます。
次にPM2.5年間平均濃度アジアランキング(2019年)を見てみます。
都市名 | 国名 | PM2.5 (μg/m3) |
デリー | インド | 98.6 |
ジャカルタ | インドネシア | 49.4 |
ハノイ | ベトナム | 46.9 |
北京 | 中国 | 42.1 |
上海 | 中国 | 35.4 |
チェンナイ | インド | 34.6 |
ヤンゴン | ミャンマー | 31.0 |
ホーチミン | ベトナム | 25.3 |
WHO暫定基準値2 | – | 25.0 |
ヴィエンチャン | ラオス | 23.1 |
バンコク | タイ | 22.8 |
クアラルンプール | マレーシア | 21.6 |
プノンペン | カンボジア | 21.1 |
シラチャ | タイ | 20.8 |
香港 | – | 20.3 |
シンガポール | シンガポール | 19.0 |
マニラ | フィリピン | 18.2 |
東京 | 日本 | 11.7 |
※インターリスクタイレポート2020年No.03を元に表を作成。
デリーが2位にダブルスコアでふっちぎりの優勝です。
ハノイが上海、北京より汚染が酷いのは意外でした。
確かにハノイはいつ行ってもモヤがかかって薄暗いイメージです。
ホーチミンはWHO暫定基準値2よりやや高い程度なので、年間通してだとさほど問題はなさそうです。
そういった感じなので普段はそこまで気にしていませんが、バイクで信号待ちをしている時などは前方のバイクの排気ガス砲を直接食らうとかしょっちゅうあるので、さすがに乗車中はPM2.5対策をすることにしました。
ベトナムで買えるPM2.5対応マスク
ベトナムで購入できるPM2.5対応マスクはいくつかありますが、VogmaskとAQBlue motoがメジャーなようです。
▼Vogmask
▼AQBlue moto
▼スペック比較表
Vogmask | AQBlue moto | |
価格 | 83万ドン~ | 4万ドン~ |
メーカー所在国 | 米国 | 中国 |
使用可能時間 | 6ヶ月 | 30時間 |
洗濯可否 | 部分的に可 | 不可 |
使用可能時間と値段を考えると一見Vogmaskのほうがお得ですが、バイクに乗る時だけ着用するとして、1日30分のみ着用でAQBlue motoは2ヶ月使えます。
半年で3枚使用=12万ドンなので、AQBlue motoを買うことにしました。
また、Vogmaskは毎年11月にブラックフライデーセールで「2枚買うと1枚無料キャンペーン」を実施しているので、今買うとなんか損した気分になります。
洗濯について
Vogmaskは日本語サイトだと「洗って繰り返し利用可能」と謳ってありますが、本家公式サイトには「頻繁に洗わないでください。水に浸さないでください」と書いてあります。
「アルコール消毒するか、水に浸さず液体石鹸で優しくそっと洗う」が正しい扱い方だそうなので注意してください。
AQBlue motoの洗濯可否はWebサイトに書いてなかったのでFacebookで問い合わせてみたところ、こちらは「アルコール消毒も洗剤も石鹸も全部不可、水で汚れを軽く拭き取るだけOK」という回答でした。
AQBlue motoの公式サイトで購入
AQblue motoは公式サイトやShopeeで購入できます。
10枚セット(40万ドン)を買う場合、Shopeeでは1色×10枚しか選べないのに対して公式サイトでは2色を5枚ずつ選べるので、公式サイトで購入しました。
開封
注文した翌日に届きました。
紐にアジャスターがあり、内側には密閉させるためのスポンジがついているので隙間できにくくなっています。
着けた感じも息苦しくなく、快適です。
画像ではわかりにくいですが、ネイビーの染色はムラがあるのが残念ポイントです。
効果はある?
PM2.5をブロックしているかどうかはよくわかりません。
そもそも私の呼吸器系は全く敏感ではないので、普段から排気ガスを吸い込んでも何の反応もしません。
ましてやPM2.5は多少吸い込んだところで直ちに影響はないので、フィルターが機能しているのか判断しようがないです。
防御機構でなんとかなる
今回はPM2.5対応マスクを買ってみましたが、多少のPM2.5は人に本来備わっている防御機構がどうにかしてくれるそうです。
まぁ、そういう訳で、PM2.5も肺胞マクロファージの分解メカニズムがあるので、少量の場合は、清浄化されるということだ。
健康な人は、多少高いPM2.5を吸ってもマクロファージの免疫で、大丈夫なわけだが、体力の低下した方や療養中の方は、注意した方が良いとは以上のメカニズムによりクリアに理解できるはずじゃ
マクロファージさんが元気で働けるように、ストレスのない生活を送ることが肝要ということですね。
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