体調不良ですが咳が出て安心しました
ホーチミン市は雨季から乾季への季節の変わり目です。
降り続ける雨
ここ何日か、雨がジトジト降る日が続きました。
サイゴンの雨というとドバっと降ってケロッと止むのが普通ですが、ここ数日の雨は午前中から断続的に降り続けるという変わり種でした。
朝方に雨が降ると気温が24度ぐらいになりますが、南国に長く住んでいると20度台前半は「涼しい」ではなく「寒い」と感じます。
ベトナムに住み始めたとき、ベトナム人の友人が
と言っていて
と思ったものですが、私も24度で寒いと感じる体になりました。
熱が出た
寒さのせいか、体調不良に陥りました。
症状は倦怠感と発熱で、立ち上がるとずっと立ち眩みしているような状態でした。
咳も鼻水もなくて焦る
当初は、喉の痛み、咳、鼻水といった症状がないので不安になりました。
なぜなら、発熱した際にこれらの症状がない場合は、デング熱やマラリアなどの感染症が疑われるからです。
これは私の経験則ではなく、風邪と危険感染症の見分け方として感染症の専門家が挙げている事柄です。
カゼであればほうっておいてもかまいませんが、医療機関で治療を受けないと良くならない感染症もあります。
熱があるのに鼻水、のどの痛み、咳などの感冒らしい症状がない場合は、下記を参考に医療機関を受診するかしないかを決めてください。
(中略)
熱帯熱マラリアは初期治療が遅れると重症になりますから、流行地域では常にマラリア感染を念頭に置き、医療機関を受診することをお勧めします。
特に、のどの痛み、鼻水、咳などのカゼのような症状を伴わない発熱は要注意です。
【東京大学医科学研究所「熱帯・亜熱帯へ旅行される方へ」より】
ということで、発熱しているのに鼻水は出てないし喉も痛くないという状況は危険信号です。
咳が出た
2日目あたりからしっかり咳が出るようになりました。
これでマラリアやデング熱ではないことがほぼ確定したので安心です。
ベトナムの病気は怖い
日本だと体調不良の時はコロナかインフルエンザを疑っておけば良いですが、ベトナムではデング熱やマラリアの可能性まで考慮しなくてはならないのがつらいところです。
6年前にデング熱で入院したときの話はコチラ→ベトナムでデング熱になって入院したときの治療費・日数
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