米ドル建社債を1万ドル分売却しました

2023年1月6日

ゴールドマンサックス社債を1万ドル分売り払いました。

ゴールドマンサックス米ドル建債券

今回売ったのは2025年10月償還のゴールドマンサックス米ドル建て社債です。

2017年3月ごろ購入し、表面利率は4.25%でした。

売った理由

今年はユーラシア大陸横断旅行をした後、日本へ移住するので、200万円ほどキャッシュが必要になります。

日本円は預金などで170万円ほど持っていますが、4カ月にわたる旅行でほぼ使い果たしてしまう予定なので、社債を売って日本円保有量を増やしておくことにしました。

また、今年は日米金利差縮小により円高に振れると予想し、今が売るタイミングだと判断しました。

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トータルリターン

購入時のデータは以下です。

購入単価 105.43
ドル円レート 115.11
支払い総額 1,213,605円
表面利率(税引き前) 4.25%

購入単価が105.43とは、1万ドルの社債を10543ドルで買ったということです。

当時は米国も低金利だったので、表面利率4%超の社債にプレミアムが乗っていました。

次に売却時のデータです。

売却単価 97.12
ドル円レート 130.12
受取総額 1,263,725円
利回り(税引き後) 3.47%

米国の金利上昇により、売却時にはディスカウント価格になってしまいました。

売却単価が97.12とは、1万ドルの社債を9712ドルで売ったということです。

しかし購入時よりドル高になったことと、5年10カ月で受け取った利息により、トータルの利回りは3.47%となりました。

債券投資としては良くも悪くもない数字と言えるのではないでしょうか。

もし株を買っていたら

もし2017年3月に社債ではなく米国株を買っていたら、リターンは60%超、利回りは9%超でした。

現在のS&P500は3852ですが、当時はまだ2300ほどでした。

そんなに安かったならなんで株を買わなかった?

と思われるかもしれません。

しかし今となっては信じがたい話ですが、当時は「米国株は既に割高」という説が大勢を占めていました。

以下、当時の記事を引用します。

21日発表のバンカメメリルによる機関投資家調査では、株式を「割高」とする回答から「割安」とする回答を差し引いた数値は34%。17年ぶりに高い水準まで上昇したという。
【出典:2017年3月23日 今の米国株は割高?割安?機関投資家意識調査/市場データアラカルト=櫻井英明

予想株価収益率(PER)をみると、S&P500種指数とStoxx欧州600指数の予想PERの差は過去5年間で最大近くに開いている。米国の期待がしぼみ、欧州が最悪の結果を回避できた場合、欧州株が最終的に勝者となる可能性がある。
【出典:2017年3月23日 米国株は割高? なら欧州に注目しよう

このように機関投資家だろうと予想など当たらないのが常なので、あらゆる予想は話半分に聞いておくのが妥当です。

今後の展望

これで手持ちの米ドルは尽きたので、今年前半は円高に振れることを願うのみです。

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少々の労働収入と投資収入でベトナム生活を満喫していたところ、コロナ禍で仕事を失い暗転。

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