【ミャンマー】インレー湖のボートツアーは全く面白くなかった
ニャウンシェでは定番のインレー湖のボートツアーに参加しましたが、私にとっては全く面白くなかったのでその件について報告します。
カローからインレー湖への行き方
カローに行く旅行者はほぼ全員トレッキングでインレー湖(ニャウンシェ)へ行くらしく、「トレッキングとか全く興味ないからバスでインレー湖に行きたい」というヒネクレモノは私をはじめごく僅かのようです。
よってカローからインレー湖へのアクセス情報がなくて困りました。
カローのメインロードをぶらぶらしていていれば乗り合いバスが見つかるだろうと思いきやそんなことは全くありませんでした。
ちなみに探している途中で思い出したのですが、カローからニャウンシェに行くバスは存在しなくて、ニャウンシェの手前のシュエニャウンに行くバスを探さなくてはいけないのでした。
最初のほうは「ニャウンシェ行き」で聞いてたので、もしかしたらシュエニャウン行きの乗り合いバスはあったかもしれません。
▼さまよった挙げ句にこのへんのローカル食堂でバスチケットの看板を見つけました。
しかし「今日はバスはない。明日来なさい」という返事。
と、そこへちょうどシュエニャウンへ行く運送屋がやってきたので乗せてもらいました。
▼いつもの乗り合いバススタイルですが、貨物輸送メインで走っているようです。
カローからニャウンシェの所要時間と料金
シュエニャウンまでは1時間ほどかかって料金2,000チャット(150円)でした。
シュエニャウンに着くとバイタクが待ち構えていて、ニャウンシェのホテルまで4,000チャット(300円)でした。
シュエニャウンからニャウンシェまで11キロほどあるので、バイタクで300円は良心的です。
なお、逆ルートのニャウンシェからシュエニャウンに行くときは3,000チャット(225円)になりました。
ちなみに私はミャンマーでのバイタクは1キロ当たり50円を目安にしています。
ホーチミン市でGrabを使って初乗り60円ぐらい、5キロ150円ぐらいなので、ミャンマーでは外国人料金で多少高くなるとして1キロ当たり50円ぐらいなら払ってもいいという計算です。
インレー湖ツアー
翌朝7時からインレー湖ツアーに行ってみました。
船頭は宿の近くで勧誘してきたおっさんで、料金は貸し切り15,000チャット(1,125円)。
「パゴダも寺院も興味ないから行かんでええわ」と言った結果、旅程は以下の4つになりました。
⚫蓮織物工房
⚫水上レストランで昼食
⚫首長族の作業場
ツアーの流れは、
2, どのように作っているか説明を受ける
3, ショップに案内される
という形式で、要するに「金を払って土産物屋を廻る」というツアーでした。
私はよっぽど心に刺さるモノでないと買わないので、シルバーだの織物だのを買うはずもなく。
唯一興味があった首長族もビジネスでやってる感見え見えで残念でした。
水上レストランも麺類2,500チャット、ご飯もの4,000チャット以上という観光地価格だし、案内した船頭に500チャットぐらいマージン入ってるんだろうなと思います。
5月のインレー湖は普通に暑い
誤算だったのは、この時期のインレー湖周辺は朝晩以外は普通に暑いということです。
「インレー湖は高地にあるので涼しい」とかいう触れ込みですが、この日は最高気温36度でした。
行きは早朝なので涼しかったものの、帰りは11時近くになり、日差しを遮る物がないボート上で太陽にギラギラ焼き付けられ、大変つらい思いをしました。
まとめ
インレー湖ボートツアーはがっかりクオリティでした。
もしかしたら、私が行かなかったパゴダや寺院は一見の価値ありだったのかもしれませんが、今までの経験からして自分がそういう場所を訪れて感動する可能性は極めて低いのでスルーしました。
洞察力が高い人や博識な人なら、「このパゴダはシャン州特有の傾向ガー」とか「この寺院はインドのデリー・スルターン朝文明の影響ガー」とかわかるのかもしれませんが、アホな私はどのパゴダも大体同じに見えるので、行っても時間の無駄なのです。
ちなみに私が今までに感動した人工建造物はヨルダンのペトラ遺跡、インドのタージマハール、イランのエマーム・レザー廟の3つだけです。
これはそのうち記事にするかもしれません。
それはさておき、ニャウンシェは道を歩けば5分に1回ボートツアーの勧誘にあうしそこそこ暑いしで、意外とのんびり過ごせない町なので、二泊しただけでカローに戻りました。
カローは落ち着いて過ごせる良い町です。
参考▶【ミャンマー】カローはミャンマーで住みたい町No.1。見所・食事・生活費試算など
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