ホーチミン市 軍隊投入でロックダウン更に厳格化
ホーチミン市は既に厳格なロックダウンを実施していますが、さらに次の段階に進むことが決定した模様です。
ホーチミン市のロックダウン
新たな施策
いろいろと不穏な噂が流れましたが、結局以下の策が実施されるようです。
#ホーチミン 市新型コロナ対策指導委員会のファン・ドゥク・ハイ副委員長は21日の会見で、23日からの食料品供給について、「緑」と「黄色」の区域では週1回の買い物が許され、「オレンジ」と「赤」では当局が食料品の買い物を手伝い、支払いは住民が行う、と述べた。#ベトナム https://t.co/5KOazNRfjs https://t.co/LmMvPnnyYM pic.twitter.com/lXmrvSGUJe
— 速報 ホーチミン 市(ベトナム) (@TP_HCM_jpn) August 21, 2021
21日の #ベトナム メディアによると、アプリを使った配達が #ホーチミン 市の8地域で一時停止に。23日から来月6日まで。対象はトゥードゥック市、8区、12区、ゴーバップ区、ビンタン区、ビンタイン区、ビンチャイン郡、ホクモン郡。残る14地域でも、同一地域内での配達に限定。https://t.co/SqTMf7Ymat https://t.co/GFRq4PE9Gp pic.twitter.com/C6L8pspReE
— 速報 ホーチミン 市(ベトナム) (@TP_HCM_jpn) August 21, 2021
私の住居は「オレンジ・赤」のエリアに該当します。よって買い物にも行けなくなることが決定しました。
軍隊などが配送を担当するそうですが、具体的にどのように運営されるか不明です。
いずれにしても、私はロックダウン開始以降は数週間に1回しか外出していないので個人的には大きな影響はありません。
【追記】
当初は上記のように発表されていましたが、エリア関係無く買い出し禁止に変更されたそうです。
ホーチミン市は方針を転換し、地区に食料品の買い物を任せることにしました-VNEXPRESS(英語)18:30
HCMCは土曜日に発表した決定を突然変更し、地区行政に例外なく住民のために食料を購入するよう命じ、住民に「いる場所にとどまる」ことを要求した。— ベトナム生活倶楽部 (@vietnamlife) August 22, 2021
こんな重要事項を直前にさらっと変えるのがベトナムの恐ろしいところです。
スーパーマーケットが混雑
今回も各地のスーパーで行列ができたようです。
ホーチミン4区のJマートです。
炎天下のなか1時間並んで、諦めて帰ってきました😵 pic.twitter.com/bEthu5k7vk
— とめさん (@kzvn4) August 21, 2021
ホーチミン市におけるロックダウン騒動は毎回以下のパターンです。
正式発表前にロックダウン強化の噂が流れる (多くの場合「スーパー閉鎖」と語られる)。
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スーパーが混雑。
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正式発表。噂よりは緩い内容であることが判明。
特に今回は「軍隊が配送を担当」という点がインパクトが大きかったようで、パニック買いが広がりました。
こういったムーブメントが毎度繰り返されているので、当局はそろそろ情報管理や広報方法を再考すべきでしょう。
備蓄食料
主な食料は既にネットで調達済みです。
▼ツナ缶 1個114円(24,000ドン)
▼サバ缶 1個64円(13,500ドン)
このサバ缶はそのままではパサパサで全然美味しくないので、炊き込みご飯にして食べます。
▼サバの炊き込みご飯
米やパスタもあるので、配給ゼロでも1ヶ月は食っていけます。
所感
そろそろ緩和するんじゃないかとも思っていたので、この引き締め策は意外でした。
ベトナム政府の方針は「経済を捨てて感染対策に全力を尽くす」であり、経済先進都市ホーチミン市とて特別扱いはしないという当局の強い意思を改めて感じました。
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