社会的隔離4週間目/ フーコックで外国人観光客受け入れか
相変わらずホーチミンはコロナ第4波の真っ只中です。
大規模ワクチン接種
近所の小学校がワクチン接種会場になっていました。
先週末からホーチミンでは大規模にワクチン接種が進められています。
今のところ、ワクチンは全て或いは殆どがアストラゼネカと思われます。
▼ベトナムが調達した主なワクチン(6月11日時点)
ワクチン名 | 数量(回分) |
---|---|
アストラゼネカ | 6890万 |
ファイザー | 3100万 |
スプートニクV | 2000万 |
モデルナ | 500万 |
※Lao Dongより。
アストラゼネカ以外の3種は「到着した」というニュースがないので、まだ届いてないと思われます。
もう少し待つとファイザーが出回ると思いますが、同時にスプートニクVを受ける可能性も発生するので微妙なところです。
どのみち、観光ビザ滞在の私に順番が回ってくるのは当分先でしょう。
社会的隔離下のベトナム株式
依然としてVN指数は好調です。
ホーチミン市で社会的隔離が始まった5月30日以降、VN指数は4.78%上昇し史上最高値を更新しました。
直近1年間では+62.6%で、S&P500(+38.7%)を大きく上回ります。
6月4日から2日間で4%下落したときは「すわ調整」と思いましたが、その後は何事もなかったかのようにブル相場継続です。
ベトナム株式に関する指標(6月25日時点)
時価総額/GDP | 71.98% |
PER(実績) | 18.91倍 |
※時価総額はHOSEとHNXの合計。
※PERはHOSEのみ。
時価総額/GDP(バフェット指数)は一般に100%以上で割高とされています。
現在71.98%なので、まだ余裕がある数字と言えます。
関連記事▶ベトナム株ではバフェット指数が重要な理由
PERは約19倍と若干高めに見えますが、EPS成長率は20%以上と予想されていることから、こちらも割高感はありません。
ただ、ホーチミン市で感染拡大していることからEPSも下方修正されるかもしれません。
関連記事▶ASEANの中でベトナム株の推移だけ異常
フーコックが9月に外国人観光客受け入れか
キエンザン省は9~10月からフーコック島で外国人観光客を受け入れることを提案しています【Zingnewsより】。
ちょっとテンション上がるニュースですが、元記事を読むとあくまでも省からの提案であるので、実現性はどの程度あるのかわかりません。
しかしフーコックは観光地としてポテンシャルが高いので、コロナ後急成長するのは確実です。
「インドネシア旅行と言えばバリ島」であるように、数年後は「ベトナム旅行と言えばフーコック島」になっていてもおかしくありません。
大手複合企業ビングループは既に目をつけ、巨大娯楽リゾート「フーコックユナイテッドセンター」をオープンしています【VIET JOより】。
▼フーコックユナイテッドセンターの一部であるビンワンダーズ。
ヴィンワンダーズフーコックに行きました。入場料金・アクセス・注意点など
バリ島と比べてまだまだ未発展の部分が多々あるので(そこが魅力でもあるのですが)、今後さらに資本が投下されるでしょう。
フーコックETFがあれば即買うレベルですが、そんなものは無いのでフーコック島の発展を遠くから見守ります。
フーコックの素晴らしさはフーコック旅行記(一覧)をご覧ください。
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