スーパーへ行ったら1時間待ちだった
備蓄食料が乏しくなってきたので、3週間ぶりにスーパーマーケットへ行ってきました。
前回の買い物はコチラ▶ロックダウン下のホーチミンでスーパーに行ってみた
ロックダウン下のホーチミン市のスーパー
整理券
ホーチミン市では各家庭に買い物整理券が配布されており、週2回程度しか買い物に行けません。
※画像はThanh Niênより。
これを持たずに出歩くと罰金数百万ドンを徴収されます。
利用できる日時が券面に記載されていますが、何時に指定されるかは完全に運ゲーです。
私は朝6時~正午まででしたが、正午~午後6時だと炎天下で順番待ちするのでかなりつらいと思います。
朝から行列
朝6時10分ごろスーパーに到着しましたが、既に行列ができていました。
ベトナム人は列に並ぶ・並ばせるという行為に慣れていないので、いくつかの問題が起きていました。
1. 車道を横断して列を作る
「列が車道にはみ出す」とかいうレベルではなく完全に車道を横切っていました。
さすがにしばらくすると歩道に並ぶよう店員が誘導しましたが、誘導されなかったら閉店まで車道横断行列になっていたでしょう。
2. 最後尾が不明瞭
日本での行列では▲こういうプレートがありますが、ベトナムではそんなもの無いのでどこが最後尾なのかあやふやになり、口論が起きる場面もありました。
3. 密になる
2mも間隔あけてる人なんていませんでした。
私は一応長めに距離をとってみましたが、後ろの人がぴったりついてくるので意味がありませんでした。
デリバリー復活すれば?
スーパーにこれだけ人が集まる原因の一つは「飲食店デリバリー停止」にあります。
今まで外食やデリバリーを利用していた消費者が一斉にスーパーに向かったわけですから、当然スーパーは密になります。
そもそも
「配達員が店内で密になるから」
という理由でデリバリー停止を実施したのにこれでは本末転倒です。
デリバリー停止は飲食業界へ多大なダメージと市民生活へ甚だしいストレスを与える割に、効果のほどは疑問視せざるを得ません。
品不足
地域やタイミングによって違うと思いますが、私が行った店では野菜・肉は豊富にありましたが、加工食品は欠乏していました。
配達員不足や厳しい検問などが原因で流通が混乱しているようです。
「じゃあネットで買えばいいや」と思いきや、ECサイトでもハノイなど遠方のショップから注文しようとすると
「お届けできません」
と表示されます。
今のところホーチミン市内のショップからは購入できますが、入手できない商品もあり、不便です。
野菜は1キロまで?
店内に「野菜購入は1キロまで」と書いた貼り紙がありました。
そのため、私は玉ねぎとトマトなどを少量ずつ買いましたが、他の客は全員明らかに1人1キロ以上買っていました。
店員もそれを咎める様子はなかったので、何の為の貼り紙なのか謎です。
疲れた
結局トータルで2時間掛かりました。
このスーパーは普段は同時に数人程度しか客がいないのに、コロナ禍となるとこうも違うのかと驚きです。
ホーチミン市の新規陽性者数は減少傾向にあるので、もう少しの辛抱です。
暇潰しに無料のベトナム語単語帳でも眺めます。
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