ベトナムドン、コロナ禍でもレート安定/ 対ドルの歴史的推移など
新型コロナ禍の中、ベトナムドンが対ドルで安定を保っています。
今年のベトナムドン対米ドル為替レート推移
グラフで見ると一見乱高下に見えますが、上下約1%のレンジ内で動いています。
新型コロナ発生で若干下がったもの、既にほぼ全戻ししています。
一方でベトナム国債のクレジットデフォルトスワップ(CDS)のスプレッドはこの間大幅に上昇しています。
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それでもベトナムドンが安定している理由はFRBの金融政策がどうとかベトナムのコロナ対策が上手くいってるとかなんか理由があるのでしょうが、為替相場は複雑怪奇で私ごときが解説することはできないので、事実だけをお伝えしておきます。
ベトナムドン為替レートの長期推移
上のグラフは2001年以降の対米ドル為替レートです(1000万ドン当たり)。
19年間で37%のマイナス、年率で約2.5%のマイナスになっています。
下げ幅が大きいように感じるかもしれませんが、この間VN INDEX(ベトナム株式)は3倍以上になり、ベトナムドン定期預金は毎年10%前後ありました。
タンス預金していたら資産は目減りしていましたが、投資していれば大幅に資産が増えていたことになります。
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短期的にはコロナショックでベトナム経済もダメージを受けると思いますが、長期的にはベトナムは力強く成長していくはずなので、今後もベトナム投資を継続していきます。
現在私は資産の50%ほどベトナムに投資しています。
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