2ヶ月ぶりにスーパーで買い物しました
ホーチミン市におけるロックダウンがようやく緩和されたので、8月初め以来2ヶ月ぶりにスーパーマーケットへ行ってきました。
前回の記事では「混雑するだろうからしばらくは様子見」と書きましたが、近くを通り掛かって見ると意外と客が少なそうだったの行ってみたという次第です。
ワクチン接種証明のチェックなし
ベトナムではワクチン接種証明アプリの利用が推奨されています。
▼ワクチン1回接種済みを示すQRコード。
今回の入店時はワクチン接種歴のチェックはありませんでした。
しかしいずれはワクチン接種者のみ入店可などのルールが作られるかもしれません。
ロックダウン後の品揃え
品揃えは平常時の8割といったところです。
▼野菜は種類によってあったりなかったりでした。
▼卵は在庫豊富だったので安心しました。
牛乳は砂糖入りしかなかったりで、デイリー・加工食品もまだ完全には復活していません。
混雑なし
日曜日の朝ですが、客は数人しかいませんでした。
ロックダウンの反動でスーパーに人々が殺到するだろうと思っていたので、この現象は意外でした。
客数減少の原因として「ホーチミン市からの人口流出」という点が考えられます。
ロックダウンの初期から、困窮し帰省する人々が続出していましたが、今回の緩和によりまた多くの地方出身者が故郷を目指し出発したそうです。
ホーチミン:社会的隔離措置緩和で多くの市民が帰省、検問所通過できず路上で夜過ごす人も [社会] https://t.co/UToxmAh5fm
— VIETJOベトナムニュース (@VIET_JO) October 2, 2021
一般的にはロックダウン終了後は、抑制されていた消費が一気に回復する「リベンジ消費」が発生するとされています。
しかしホーチミン市においてはこの数ヶ月で市民の家計は壊滅状態に追い込まれ、リベンジ消費など発生する余地はないのかもしれません。
ホーチミン市の経済復興は予想以上に厳しい道のりになりそうです。
買った物とその価格
何はともあれ、自由に買い物できるようになったのは喜ばしいです。
▼豚挽き肉100g当たり62円、鶏肉モモ100g当たり30円。
▼ドラゴンフルーツ1個約52円、バナナ1本約21円。
▼ケチャップ58円、パン粉51円など。
一時期高騰していた生鮮品価格も落ち着いてきました。
食料自給率100%超の国で食べ物に困るとかいう奇怪な状況には二度と戻って欲しくないものです。
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