ベトナムの銀行口座で利息48万円を受け取りました, 実質利回りや今後の予想も

2019年3月24日

本日、ベトナムの銀行口座(SCB)に定期預金の利子が入金されました。

受け取り金額は1億0069万ベトナムドン、日本円にして48万円です。

ベトナムの高金利定期預金

今回受け取ったのはベトナムの銀行SCBで組んだ13か月定期預金の利息です。

預金額は11億2000万ドン(当時のレートで522万円)、金利は8.35%でした。

これは去年の金利であり、現在はさらに金利が上がっています。

▼2019年3月の金利(SCB)

ベトナム高金利

12か月定期は金利8.65%、13か月定期は金利8.75%です。

金利2%の銀行すら存在しない日本から見ると、8%超の金利は想像を絶する高金利でしょうが、ベトナムでは8%前後の金利は珍しくありません。

▼ベトナム主な高金利銀行

銀行名 金利
Bac A Bank 8.00%
NCB 8.00%
Ban Viet Bank 8.00%
PVcom Bank 7.70%
Viet A Bank 7.70%

※Viet A Bankは預金1億ドン以上の場合。

実質利回りは低い?

「金利が高い通貨は、為替の下落幅が大きいので実質利回りは低い」

というような説が広く信じられています。

確かにトルコリラなどは利率よりも通貨下落率が高い為、実質利回りはマイナスです。

しかしベトナムドンはこのパターンに当てはまっていません。

▼2018年2月の為替レート
1米ドル=22,810VND
1日本円=214.62VND
▼現在の為替レート
1米ドル=23,200VND(+1.71%)
1日本円=209.57VND(-2.35%)

13か月前と比較して、米ドルはベトナムドンに対してわずか1.71%の上昇、日本円に至ってはむしろ2.35%下落しています。

今回は約522万円相当のベトナムドンを金利8.35%で13か月預金した結果、元本と合わせて約582万円になりました。

円ベースのリターン(累積)は11.6%です。

長期的にもベトナムドン預金はプラスリターン

疑り深い人は

「たまたまタイミングが良かったんだろう。長期的にはマイナスになるはずだ」

と主張するかもしれません。

しかし、さらに長期で見てもベトナムドン預金はプラスリターンになっています。

以下、今年1月までの利回りを預金開始年別に示した表です。

「100$投資」の欄は100$投資したら現在いくらになったか、という数値です(100円投資も同様)。

▼ドルベース実績利回り

開始年 利回り 100$投資
2000年 5.95% 300$
2005年 6.96% 256$
2010年 7.39% 190$

▼円ベース実績利回り

開始年 利回り 100円投資
2000年 6.35% 323円
2005年 7.33% 269円
2010年 9.64% 229円

2000年から預金していた場合、ドル・円ともに利回り6%前後、預金額は約3倍になっています。

ベトナムドンは名目金利のみならず、実質利回りも高い通貨であるといえます。

利息にかかる税金はない

ベトナムでは銀行預金の利息に税金はかかりません。

利子はそっくりそのまま自分のものになります。

ただし、日本居住者は日本で確定申告し税金を納める必要があります。

金利生活も可能か

2月の生活費は1日平均36.1万ドン(1,722円)でしたので、今回の利子で279日分の生活費が賄えるということになります。

また、今回の利子はホーチミン市の平均月収の9.7か月分、全国平均の15.5か月分に相当します。

地方でアパートを借りて慎ましく生きていくなら、これぐらいの預金額でも金利生活できるかもしれません。

金利が高い理由

日本では考えられないような金利ですが、

「経済成長率が高いから」

で説明がつきます。

経済成長率が高いということは企業の業績が伸びている状態であり、金利が高くても返済できるということです。

日本では経済成長率が低いので金利も低く、ベトナムは経済成長率が高いので金利も高いのです。

今後の金利はどうなる?

pwcの予想では、2050年までベトナムは平均5.1%の高い経済成長率を維持するとされています。

ベトナム2050年のGDP

▲pwc「The World in 2050」より

上述したとおり、経済成長率が高ければ金利も高水準を維持します。

一方でベトナムは今後急速に高齢化が進むことや、公的債務が近年急拡大していることが懸念材料として上げられています。

労働人口が減少すれば経済発展は鈍化するし、公的債務膨張を防ぐ為に国の支出を抑えればこれも経済にマイナス要因となります。

結局どうなるかわからないので、私はベトナムドン建て資産は総資産の50%以下にして、残りの40%は米ドル建て、10%は日本円建てで保有しています。

私の資産内訳はこちら▶2019年2月資産状況


自己紹介

20代で死ぬほど働いて1500万円貯めてセミリタイア。

現在は少々の労働収入と投資収入でベトナムを拠点に生活しています。

詳しくはこちらの記事をお読みください。